日本つけ麺紀行

久しぶりに日記を書いた気がします。今日は特にネタがないので、つけ麺のお話でも書きましょう。

まず、つけ麺とは

つけ麺(つけめん)とは、つゆにつけて食べるスタイルの麺類で、主にラーメンの一種として扱われる日本の麺料理である。店によってはもりそばつけそばザルとメニューに記される

以上wikipediaより。まあつまり、ラーメンとスープを分離したものですね。このつけ麺が最近マイブームなんですよね。そもそも私がつけ麺にはまったのは数年前、どこに行くときだったか忘れましたが夜行列車であるMLながらに乗車する前、大垣駅から少々離れたところにある「中村屋」という店にふらり安価で立ち寄ったのが始まりでした。もう真夜中も近いというのに、その店には行列ができていたのを覚えています。闇の中に浮かぶ中村屋の看板、行列、つけ麺の味、思えばあれが始まりだったのでしょうか。たっぷり入ったチャーシューに、腰のある麺が組み合わさり、何ともいえない美味だったことを覚えています。また行ってみたいことです。

つけ麺というのは大きく分けて「東京風」と「広島風」に分けられます。東京風というのは、ぶっとい太麺に濃厚系の出汁をつけるという池袋あたり発祥という噂のつけ麺で、食べたあとにスープ割りを頼むのが通だそうです。それに対して広島系というのは冷やし中華系の麺にさっぱりとしたピリ辛のつけだれをつけて食べるというどちらかというと冷やし中華の派生系というつけ麺です。広島だとばくだん屋などが有名ですね。東京にもばくだん屋はあるけどさ。

それはさておきうまいつけ麺屋って本当に少ないですね。日本全国のいろいろなつけ麺屋を廻ってみましたが、ラーメン屋が片手間にやってるような店はおいしくないですよね。専門店ともなればそこそこおいしいですが、それでもやっぱりおいしい店は限られてきます。今までに、広島系も東京系もいろいろ廻ってみました。六厘舎とか、大勝軒とか、ばくだん屋とか。六厘舎はあんまり食う時間なかったけど、とにかく無難においしいですね、つけ麺のお手本みたいな味です。複雑な味わいのスープに極太の麺という王道仕様で、ツルッとした麺は濃厚なスープに良く合います。東京駅の八重洲口のあたりにありますが、いつでも行列ができています。大勝軒は分家の大阪大勝軒しか行ったことしかないですが、ここもたいそうおいしいです。麺がやたら量が多く、中盛でも相当な覚悟がないと食べられませんが、ここも厚みのあるスープが特徴です。中村屋みたいにもっと具材をスープに入れてくれとも思いますが、それはさておきなかなか美味しかったです。ちなみに行ったことがあるのは大阪日本橋のはずれにある店です。地下鉄の駅から近くていきやすかったですね。あと、ばくだん屋は有名な割にそこまで好みではなかったです。さっぱりとした味わいのスープに、冷やし中華タイプの麺だったかな?冷やし中華を分離したものみたいで、野菜とかたっぷり入っていて女性には大人気だと思います。今まで色々行ってきたけど、やっぱ東京系のほうが好きですね。つけ麺ほど当たり外れのある麺類も珍しいじゃろうて。

そんなわけでおいしいつけ麺の店を募集します。東京ぐらいならわざわざ食いに行きます。

六厘舎だったかな?おいしそー。

ついでに、つけ麺のおいしい店を探すのも大変なので、家でお手軽に作れるつけ麺のレシピを書いておきます。超簡単な割に、うまく作れるとそこらのラーメン店よりおいしいですよ。

材料 中華麺2玉(太麺推奨)、ねぎ(少々)、めんつゆ(80ccくらい)、ごま油(スプーン1杯)、ラー油(少々)、粉削り節(スプーン1杯)

1.できる限り太麺を用意する。つけ麺専用のものもあるが、冷麺に使える生麺タイプのものもよい。乾燥麺や蒸し麺でも味は劣るが十分である。
2.麺をゆでる。めんによってゆで時間は変わるので袋に書いてある時間ゆでよう。
3. つけだれを用意する。めんつゆを(濃縮の場合は薄めて)、ごま油をスプーン1杯、ラー油数滴、粉削り節、ネギ少々を混ぜて、レンジで1分半チンする。沸騰はさせないが沸騰直前にする
4.ゆであがっためんをよく水で洗い、氷水でしめる
5.麺をつけだれにつけて喰え

要は、そうめんの応用ですね。そうめんの麺を中華麵に替えて、ブシ系の風味を加えてあげればOKです。夏はそうめん代わりにつけ麺を食うのがつけ麺通というものです。

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