さて、ミクパの興奮も冷めやまぬまま、今回の2つ目の目標である流氷見物にも行ってこようと思います。冬の北海道の観光といえば、スキーにスノボに流氷と相場は決まっているのです、あと温泉。
そんな訳で今日は流氷を見に行ってきます。初日は暴風雪だったし、ほんの一晩で流氷はいなくなってしまうらしいので、初回で見ることができるかどうかはかなりのお天気運が必要みたい。それでも乗り鉄も兼ねて、網走まで行ってこようと思います。
そんな訳で札幌駅で本日の列車、「流氷特急オホーツクの風」を待ちます。ノースレインボーエクスプレス車両のダブルデッカー車で運行されるこの特急は、札幌から網走まで5時間以上かけて走り抜けます。
ダブルデッカー車両なので荷物を置く棚がないのが難点ですが、2階建ての車両から北海道の大平原の冬景色を眺めるのはいいものです。
遠軽駅の名物かにめし。北海道の駅弁といえばやはりかにめしです。遠軽の他にも各所にはかにめしの駅弁があるのですが、私は特に長万部のかにめしが好きですね。まあ長万部のかにめしとか一番有名だし駅弁コンテストで普通に売ってますけど・・・。えんがるのはカニっぽさが若干足りないかなー
網走駅では流氷ノロッコ号に乗り換えます。今回は運悪く指定席が取れませんでしたが、自由席も3両ほどあるのでまあ普通に座れると思います。指定席をとるならばぜひ海側の指定席をとってください。しかし、車内は東亜系のひとでいっぱいwwwww観光列車なのでオネイサンがアナウンスしてくれるのですが、日本人いますかーとか言っちゃうくらいwwwwもうやだこれwwwwwwwwwwww
ちなみに流氷を見る方法としては、紋別まで飛行機で飛んでガリンコ号に乗るか、網走からおーろら号に乗るか知床の方に向かって海岸から眺めるかという選択肢があります。とりあえず一番いいのは知床に行くことですが、知床は若干遠いみたいですね。知床に行くなら高速バスで行くくらいしか選択肢はないですし、確実に一泊はしないといけませんしね。ただし、知床が流氷を見れる確率もMAXなので悩みどころです。今日は網走の天気が悪かったので知床斜里へと向かいます。
車内にはだるまストーブがあってイカとか持ち込んで焼けます。焼いてる人はとりあえずいませんでしたが。モチとか焼いてもいいですね。
網走の方は真っ青な海でしたが、知床に近づくにつれてだんだんと海が白くなって来ました。やはり天気予報の通り、流氷は知床の方に流れているようですね。ちなみに紋別とか完全に流氷がなかったみたいです。やはり私は運ゲーには向いているようです。
北浜駅で列車は一旦長時間停車するので、ちょっと駅に降りてみる。たくさんのきっぷやら手紙やらが貼ってありますね。展望台があって海の方を見ることができるのですが、海岸沿いが白く、遠くのほうもうっすら白くなっていました。
再び列車に乗り込むと、列車は知床斜里を目指します。途中列車の窓からは、オオワシやオジロワシといった、このへんで見ることができる貴重な鳥類を見物することができました。ちなみに、相当にラック値が高くないとオオワシやオジロワシを車窓から見ることができないのですが、今日は運よく海が開けていて流氷の上に見ることができました。やはり今回の旅行のリアルラックたけえな。
そして列車は知床斜里へ。今日はここで折り返すのですが、少し時間があるのでせっかくなので知床斜里の漁港まで歩いて見ることにします。
漁港では船が陸揚げされています。冬は流氷で港が閉ざされてしまいますからね。
そして港には見事に流氷っぽいものが押し寄せていました。確かにプカプカと浮かんでいます。流氷はロシアのアムール川から流れこんできた真水が、海水と混ざらずに知床まで流れてきて、そして冬の寒さで凍らされることによってできるそうです。運が悪いとわずか数時間で流れ去ってしまう流氷が見れた今回は本当にラッキーですね。
海は完全に真っ白に凍りつき、港は閉ざされています。ちなみに、流氷に乗るのはぶっちゃけ危ないのでやめましょう。
地元の人曰く、最近は暖かくなって流氷の来る回数もヘリ、流氷が来たとしても小さいものばかりですぐに溶けてしまうそうです。本気の流氷はこんな薄い氷ではなく、4tトラックに詰めて固めたような氷がゴロンゴロンと押し寄せてくるそうです。そんなのはもうなかなか見ることはできないそうですが、ぜひ一度本気の流氷を見てみたいものですね。
そんなわけで、大自然の神秘である流氷を存分に眺めたあとは網走経由で札幌まで戻るのでした。しかし、帰りの特急オホーツクの車内では偶然GSDの@shayukingさんと出会ってしまいましたwwwwwww偶然ってレベルじゃねえwwwwまあ、北海道旅行の旅程なんてほとんど同じになるのでバチコンするのは必然かwwwww
今日も札幌のネカフェに泊まります。