鉄オタの朝は早い。
早朝5時。電鉄富山駅へとやってきました。GWの立山黒部アルペンルートの攻略法は、とにかく早く行動すること。東京から大阪から沢山の人が訪れるので、とにかくその人達が押し寄せる前に列車を乗り継いでいくことが、ソウルジェムを濁らさずに立山を抜ける唯一の方法wwwww
そんなわけで、まずは電鉄富山駅で扇沢までのチケットを購入。1万弱と、かなりお高いですね。まあGWみたいなスーパーハイピークでなければ、立山黒部アルペンきっぷとか使うのがいいのでしょうが、GWには利用できません。電鉄富山駅できっぷを購入するメリットは、立山駅からのケーブルの時間を、富山駅の時点で指定できるということ。これで、立山駅で長く待たなくても先に進めるのでかなり行程が楽になります。
AM7:00
立山ケーブルカーの駅、立山駅からケーブルカーに乗車します。まだ朝早いのに、駅には沢山の人が・・・10分ヘッドでケーブルは動いていますが、30分以上は待ちが発生しそうな感じですね。このケーブルカーは、珍しい荷物を運べる荷台付きのケーブルカーらしいです。全区間トンネルなので景色は良くないですけど。
AM7:20
お次は室堂への高原バスです。ここが立山黒部アルペンルートで一番乗車時間が長い区間なのですが、運よく窓側の席をゲット。人の多い時は、補助席の場合もあるとか。まあケーブルカーよりはたくさん乗車できるので、それほど混雑する区間ではないです。とりあえずさくっと室堂へ。一気に標高が上がり、あたりは一面の雪景色に。
そんなわけで室堂駅です。地上はもう春だというのに、この山の上はまだ真冬wwwwwしかし、ここまで交通機関を乗り継いで、3000m級の山々を間近で見られるとかエライコッチャですね。室堂をメインに考えていたので、雪道を雷鳥荘の方までぶらぶら歩いたりしてみました。雪の大谷ウォークが始まるのも9時からでしたしちょっと早く来すぎたかもしれませんね。
AM9:00
そしてこれがかの有名な雪の大谷ウォーク。雪の多い時は20mほどの壁になるのだとか。往復30分ほどの行程ですが、自然の偉大さと、人間の技術の凄さに感動出来ます。これだけの除雪をするのにどれだけのお金がかかっているのか・・・は現地で確かめてみてくださいwwwww
AM10:20トロリーバス乗車
AM10:50ロープウェイ乗車
室堂からトロリーバスに乗車し、大観峰駅へ。どうしてこんなトコロにトロリーバスとロープウェーがつながっているのかwwwwと謎になるくらい、山の奥深くに大観峰駅はあります。ここのロープウェーはまさに動く展望台で、駅から駅まで途中の鉄塔はなく山の大自然を間近に見ることができます。ただし、このロープウェーが一番詰め込みが利かず、立山黒部アルペンルートの一番のボトルネックになっているので、ここは早めに抜けてしまうことをおすすめします。現に、反対向きのロープウェーは見事に一時間以上待ちwwwwwwwひどい時は数時間先まで並ぶことになったりします。
AM11:30ケーブルカー乗車
そのまま乗り継いで黒部平から黒部湖へと降りるケーブルカーへと乗車。これで立山黒部貫光は全線乗車ですね。
AM12:00 黒部ダム到着
日本一の落差を誇る、ここ黒部ダムです。どれほどの落差かはぜひ一度行ってみてください。こんな山奥まで鉄路を引き、治水した黒部の凄さを感じてきてください。それだけです。
ついでに名物のダムカレーとか。ダムカレーってのは、ご飯が黒部ダムをイメージしたアーチ状に盛りつけてあるカレーのことです。観光地価格で値段はたかいですが、味はまあまあ。ただ、気をつけないと人がくっそ多くなるので、食べれないかも?
ダムを見ながら時間を潰してトロリーバスの時間を待ちます。お昼時は何故かトロリーバスが1時間間隔が開いてたりします。飯を食って待てというステマでしょうかね。
PM01:35 トロリーバス乗車
今回最後の鉄路である、トロリーバスです。日本でトロリーバスに乗れるのは、この黒部ダムの2路線だけなので、非常に貴重なものとなってしまいました。
PM02:00
そして、扇沢から路線バスを乗り継いで長野側の玄関口信濃大町駅へ。
久しぶりにすごい乗り鉄でしたwwwこの景色は現地でしか見れないので、ぜひ一度黒部ダムまで行ってみるのをおすすめしますwwwwwwww
さて、あとは乗り鉄@大糸線。信濃大町駅から大糸線で北上し、信越線で長野へと向かうルートです。まあ乗り継ぎの関係で6時間くらいかかるんですが。
そんなわけでかの有名な筒石駅へとやって来ました。ここは日本でも数少ない地下鉄ではないトンネルの中の駅で、赤い青春18きっぷの販売でも有名だったりします。最近JR西日本の意向で赤い18きっぷの通販はやってないみたいですけど。
地上はこんな感じ。周りには少しの民家と高速道路が通っています。
こんなかんじで、地上まで登る階段wwww毎日これだけの階段を登り降りとかりんかい線大井町駅じゃねーぞってレベルwwwwww
ちなみに、この駅は結構夜遅くまでみどりの窓口が開いていたりします。過疎駅では珍しいですね。また、入場券を購入すると入坑証明書なる証明書も一緒にもらえたりします。同業者も、この時数名いました。ちなみに、トンネル駅な上に、特急はくたかや北越がビュンビュントンネルの中を通り抜けていきます。結構危なそうですが、駅員さんに確認をとってホームまで出てみましたが、列車が轟々とトンネルの中を抜けていくのはやっぱりすごい迫力ですね。こんな風景も、あと2年足らずで北陸新幹線が開通したら見られなくなるかもしれませんね。
そんなわけでなかなかクオリティの高い乗り鉄でした。今日は長野に泊まります。