はしる、はちゅねミク!Unityではじめる3Dゲーム

さて、ついUnity3Dなんてネタにしてしまったから続きをかかないといけないじゃないですかっと。

前回までのあらすじ
Unity3D始めるよ→ミクちゃんダウンロードしてくるよ→メタセコ起動するよ→ボーン入れるよ(今回は入ってた) →アニメーションつけるよ(keynote)→FBXファイルで保存するよ

そんなわけで早速ですが、モーション付きのFBXファイルをUnityで使ってみましょう。といってもここまでくれば、簡単でFBXファイルをUnityのProjectエリア内にドラッグアンドドロップするだけ。ほらね、簡単でしょ

ちなみに、そのままドラッグアンドドロップしてもはちゅねにテクスチャが張られないことがあります。そんなときは、左下のHierarchyからはちゅねを選択。そのMeshを選択したときに、右のインスペクターにMeshRendererがあるか確認して下さい。無ければ、Component→Mesh→MeshRendererから追加して下さい。そんで、MeshRendererのMaterialにはちゅねのマテリアルを選択して下さい。うまくFBXファイルがインポートされていれば適切なマテリアルがあるはずです。さらにテクスチャを張られてなければ、そのマテリアルにテクスチャが設定されてるか確認して下さい。なければ、はちゅねのテクスチャファイルをプロジェクトにドラッグアンドドロップしてそれをMaterialのInspectorのテクスチャに設定して下さい。

わー、はちゅねが3Dだー。

このままでははちゅねが動かないので早速ですがはちゅねが動くようにしましょう。 はちゅねをHierarchyから選択して、上にあるComponentからPhysicsのCharacter Controllerを選んで追加します。はちゅねの周りに、カプセル型の何かが表示されたと思います。これをInspectorでCenterやHeightの値を調整してはちゅねのあたり判定が正しくなるようにして下さい。カプセルからちょっと足がはみ出すようにやや小さめにするのがいいでしょう。(あたり判定を大きくしすぎると浮きます)

さらに、Component→Charactor→FPS Input controllerも追加します。はい、これだけでなんとはちゅねが動きますよと。

このままでは、視界にはちゅねが入らないのでInspectorではちゅねの位置をx=10,y=10,z=10くらいに移動させます。もちろん、移動ツールを使ってもいいのですが、座標指定でも移動できるので,さくっと動かしましょう。メインカメラを選択して、はちゅねが視界にとらえられていることを確認して下さい。入ってなければ適宜カメラを回転させたりして、視界に入れて下さい。

早速再生ボタンを押してみて下さい。はちゅねがどこまでも落ちていくと思います・・・

このままでは地面がないのでTerrain(地形)→CreateTerrainで地面を作ります。また、ライトがないと暗いので、GameObject→CreateOther→DirectionalRight(平行光源)でライトを追加します。ライトの場所はどこでもいいです。

さて、再生ボタンを押したらWASDキーを押して下さい。

こいつ・・・動くぞ・・・!

そんなわけで、はちゅねを歩かせることができました。めでたしめでたし。ちなみに、このままだと滑って移動しているように見えて、なんだよこれ!って感じなので、歩きアニメーションをさせる方法も説明したいところですが、そいつはこれを見てくれたまへ。

LocomotionSystemという外部アセットを利用することでこのように簡単に歩かせることができます。詳しい使い方は動画でだいたい分かると思います。ちなみに自分がはまったのは、LocomotionInitializationというのがどこにあるのか分からなかったと言うこと。普通に右側のインスペクタに出るんですね。これが出ないと、うまく動作させられないのです。あと、はちゅねの場合はどのボーンがLocomotionSystemのボーンに対応するのかわかんなかったこと。はちゅねは、足がボーン2本で構成されているんよね。

LocomotionSysytemにも少し詳しく説明したかったけれども、プロジェクトが吹っ飛んでしまいましてね。ええ。困った困った。

そんなわけではちゅねが動いたので満足(動作するかは知らんが、EXE形式で書き出した。)

とりあえず、こんなはちゅねが動き回るゲームぐらいなら、スクリプトもほとんど書かずに(あたり判定のスクリプトくらいしか書いてないですね)作ることができるというわけです。まあ、無料だし便利なのではないでしょうか。気が向いたときにまた続きを書いてみようと思います。今日はここまで・

コメント

  1. […] 1.Unity 3D ■言語 C# JavaScript boo ■プラットフォーム PC、Android、iPhone、WiiU、PS3、Flashなど多数 ■開発環境 Visual Studioなど ■ライセンス 無償(年間10万ドル以下の収入の場合のみ) ■私が作ったゲーム なし 特に3Dに特化した、マルチプラットフォーム対応のゲームエンジン。最近、AndroidとiPhoneでの開発が無料になりました(以前はそれぞれ4万円ほどのライセンスの購入が必要で、PC版だけ無料でした) 使い方については以前の日記で紹介してたりしますので参考にどうぞ。 http://ingaouhou.com/archives/1158 http://ingaouhou.com/archives/1162 […]

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