新PCをX99A SLI PLUS+5820Kで4.7GHzにオーバークロックを試す

さて、本日Skylakeという新CPUが発売となり秋葉原の自作PC界隈ではにわかに盛り上がりを見せているようですが、私はそれに脇目もくれずcore i7 5820K(Haswell-e)で自作PCを完成させてみました。前回Core2Duo+GTX970という構成でケースと電源とグラボだけ交換しましたが、今回の交換でとりあえず一式交換完了したので、あと数年はこのスペックで戦おうと思います。

とりあえず前回までのスペックはこんなかんじでした

自作パソコン2代目改
・ケース 10年前の白いケース(CELSUS製)→Fractal Design Define R5
・CPU Core2Duo E8400 3GHz
・マザー MSI P45 Platinum
・メモリ UMAX 2GBx2 4GB
・グラフィック RadeonHD4850(PowerColor製、リファレンスモデル) →Palit GTX 970(ドスパラオリジナルモデル)
・サウンド オンボード
・電源 玄人志向 KRPW-V560(Enhance OEM) →KRPW-PT600W/Rev2.0(Enhance OEM)
・SSD Plextor M5S 256GB
・HDD WDばかりで640GB+1TB+2TB+3TBの4台積み

そして最終的な構成はこんな感じ

・ケース Fractal Design Define R5 (12636円)
・CPU  Intel Core i7 5820K (49790円)
・マザー MSI X99A SLI Plus(31498円)
・メモリ DDR4 Team TED48GM2400C1601アウトレット 8GBx2枚 (13560円)
・グラフィック Palit GTX970(40480円)
・サウンド オンボード
・電源 KRPW-PT600W/Rev2.0(9980円)
・CPUクーラー 虎徹(3680円)
・OS 流用
・SSD 流用(Plextor M5S 256GB)
・HDD 流用

一式購入するのに161624円!!!!ハイエンドが買えてしまうお値段です!!!!!!
まあBTOだと20万くらいはする構成ですね・・・。

まあ、X99で組んだからハイエンドなんですけどね・・・Skylakeだったとしてもマザーがこっから-1万、CPUが-1万くらいでしょうか、その差額で6コア買えるんだったら私は6コアがいいかな・・・と無理して購入してみました。ほげえ、向こう1年水だけで生活や・・・

とりあえず、最初はJMC ダイレクトでリファービッシュ品のマザーボード(X99 extreme4)を23000円で購入して安く上げる作戦だったのですが、リファービッシュマザーではどうやってもBIOSがポストせず、結局代理店の神対応で返品させてもらったというトラブルが合ったものの、CPUメモリマザーの交換のみだったら割と簡単に交換出来ました。OS再インストールしてませんしね。

そんなわけで購入して速攻オーバークロックしてみました

キャプチャ5

とりま6コア12スレッドなのでドヤリティ高い!

キャプチャ34

早速マザーボードでOC Genieを使ってワンボタンで定格の3.3GHzから3.8GHzへ。この時点ですでにそこらのKなしCPUのパワーをぶち抜けます。そしてさらにIntel Extreme Tuning Utilityでオーバークロック、ひとまず電圧1.10Vで4.3GHzまで上昇、さらにさらに1.299Vで4.7GHzまで上昇しました。4.7GHz!!!!!すげええwwwwwwwwさすがグリスでなくハンダのCPUです、殻割りせずあっさり4.7GHzで(ひとまず)動作してしまいました。ちなみに、4.7GHz@1.299Vではベンチすら回らなかったので、ベンチを回すために1.350Vまで電圧上げてます、この電圧でもシバキだと安定動作せず1時間位でブルースクリーンなので微妙に外れ石ですね・・・。

キャプチャ33

とりあえず、各種ベンチマークを回す時間が取れなかったのでエクスペリエンスインデックスだけですが、ついに!!!!windows7でのカンストであるオール7.9を達成できてしまいました!!!!(クロック4.7GHz、キャッシュクロック3.3GHzで到達)すげええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!5820Kすげえええええええええええええええええええええwwwwwwww

ひとまずこの構成でCPUクロック3.8GHz@1.100Vに落としてしばらく運用してみようと思います。残念ながら1.1Vだと4.2GHzでもたまーにブルースクリーンになるっぽいので。3.8GHzだとまあまあ速くて消費電力もこの構成でアイドル時100W何とか切れるんですよね。温度も60度前後でど安定、そして何より音が全然しない!たまーにHDDが回ってコココココココ・・・と耳を澄ませば音がするかな?程度でファンの音がぜーんぜんしない!やっぱりハイエンド構成ってすげえや。DSC01598 (写真はAsrock X99 Extreme4です)
MSIのX99A SLI Plusはメモリ8枚までさせる!USB3.1ついてる!Ultra M.2スロットもついてる!と最新のskylakeと比べてもほとんど見劣りしないインターフェース類というのもX99の魅力ですね。一応5820Kは1年前のCPUなんですがね。SkylakeのがPCI-Expressのレーン数がちょっと多くてM.2スロットが2つのマザーが多いというくらいの差がありますが、最近はパソコンのインターフェースの新規格もそれほど登場していないの長く使えそうです。DDR4の値段もDDR3が高かった時くらいの値段なので今だったら絶対DDR4が使えるX99かZ170で組むべきでしょう。

DSC01607

(写真はAsrock X99 Extreme4です)
LGA-2011v3というCPUソケットなのですが、ピン曲げさせやすいというのも初心者泣かせの模様。またマザーボードがお値段高くて、買ってる人が少ないため情報が少なく、相性問題を出しやすいうというのも初心者泣かせ。ただまあ、15万出せるならSkylakeのハイエンド構成にするよりかはX99のローエンド構成にしたほうが満足度高いかと思います。あっちは4コア、こっちは6コアという違いがありますからね。

キャプチャ36

あと、今までSATA2.0だったのがSATA3.0(6Gbps)になったのでストレージ性能もグッと上がりました。これは大きい。

そんなわけでベンチとか取る時間なかったですが、(只今絶賛コミケ新作制作中)とりあえず、Unity5.1がくっっっそ快適に動くようになったので素晴らしい。特にメモリ16GB積んだ選択は間違ってませんでした。どれだけアプリ動かしてもメモリがまだまだ全然余裕という安心感は素晴らしい!またCore2と違って、CPU使用率が100%になる作業(といっても6C12T活かす作業はほぼない)をしててもマウスがカクカクになったりブラウザが開けなくなったりというのが全然なくなったというのも素晴らしい!そして、Unityで間違ってくっそ重いゲーム作ってしまってもハイスペPCだと気づかないのが悲しい!(この構成で200FPSくらい出てても絶対普通のパソコンじゃ動かないよね・・・)とまあコミケ直前に新しいパソコンに更新してしまったよ、というお話でした。

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